7~8月に婚活をしている人たちと話をする機会がありました。
皆さん独身で結婚したいと思っている人たちなのですが、話をしてみると色々な共通項がありました。
その一つが『苦手なことが多い』ということです。
「○○が苦手です」
「××するのが苦手です」
得意なことはなかなか出てきませんが、苦手なことはたくさん出てきます。そして行動しているようで行動していません。
その仕組みは、『失敗したこと』が『苦手なこと』になり、それが『できないこと』になり『やらないこと』になる、というものです。
特に苦手なものが増えてくると「私はダメだ」と自己肯定感が低くなるので、些細な失敗がすぐに『苦手なこと』になっていきます。
しかし、初めてやることなんて最初から成功することは多くはありません。なのに失敗を克服しようとはしなくなってしまっているのです。
実は婚活パーティーなどに来ている人には、心の中では結婚(恋愛)したいと思っていても、いつしか結婚(恋愛)に対して苦手意識を持つようになっていて、本気の婚活(恋愛)はしようとしていないでいる人が結構いるように感じました。
婚活の人を例に挙げましたが、私たちも似たようなことをやっているのではないでしょうか。
ダイエットをしたい、でもダイエットは苦手、なかなかできない、だからやらない・・・。子どもたちの勉強も同じかもしれません。勉強はした方がいい、でも苦手、なかなかできない、だからやらない。
ではこの循環のどこにくさびを打つかと言えば、苦手意識の部分です。
最初から何でもできる子はいません。うまく行かないことや失敗はよくあることですから、そのことがすぐに苦手意識につながらないようにすることです。苦手意識は自己肯定感が育っていない子にすばやく生まれます。自己肯定感の芽を育てるためにできること、それは〝承認〟の水をたっぷりと与えることです。
まわりの人間の〝承認〟の水は、子どもの自己肯定感を育て、あきらめずに苦手を克服する力へとつながっていきます。自己肯定感の芽が枯れぬよう、〝承認〟の水をたっぷりと上げていきましょう。
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9月8日と29日の両日、全国で評価を得ているセミナーを上田で行います。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
こちらも
『いっぽ塾』の教育コーチである塾長が日常生活、子どもたちとの関わりから気づき、学んだことを言葉にしています。 いっぽ塾は一人ひとりの子どもが自分のペースで学べる塾です。 健常児はもちろん発達障がいの子、不登校になっている子も、誰でも自由に学べる学習の場です。 http://www.kiguchi.info/ippo/ TEL.070-5075-5113
2013年8月28日水曜日
2013年8月7日水曜日
言ったとおりに育つ
私たち人間は悪いところ、良くないところ、ダメなところに目がいってしまう習性があるようです。
そしてそれを指摘します。ダメなところを指摘、注意するのが大好きなのです。
ところで、おとなの社会を思い浮かべてみてください。
上司に「おまえは仕事ができない」と何度も言われる部下はどうなるでしょう?
仕事ができるようになるよりも、そのまま怒られ続けたり大事な仕事を任されなくなったり、辞めてしまったりする方が多いと思います。
「おまえはおっちょこちょいだな」といつも言われている部下はどうでしょう。
うっかりミスを全くしなくなるということもあまり無いのではないでしょうか。
つまり、私たちは何度も何度も同じことを指摘されていると、そう指摘されないようにしようという行動よりも、自己肯定感が低くなって自分はそういう人間なんだというあきらめや開き直りをする傾向があるのです。
では、お子さんにこんなことを言ってはいないでしょうか。
「バカね」「注意力が無いわね」「落ち着きが無いわね」「へたくそね」「ぼーっとしてるわね」「根性が無いわね」「雑ね」「不器用ね」「リズム感が無いわね」……そして「ダメな子ね」。
実は子どもをそうさせているのは、まわりのおとなのこんな言葉なのかもしれません。
私たちの〝やる気〟というのは、自己肯定感によるところが大きいのです。
自己肯定感が高い人は他人に何と言われようと「オレならできる」「私ならできる」とあきらめずチャレンジを続けます。
教育コーチングの中に『子どもは大人(親・教師)の言うとおりに育つ』という言葉があります。
いかがでしょう。言うとおりに育つのなら、いいところに目を向けたり、可能性に目を向けて言葉がけをするのです。
「優しい子だね」といつも言われている子が人を傷つける子にはなりませんし、「よく気が付く子だね」といつも言われている子が無神経な子にはなりません。
さらに「おまえはやりぬく力を持っているよ」といつも言われていれば簡単にはあきらめない子になりますし、「必ず大きく成長する子だよ」と言われていれば自分の可能性に自信が持てるのです。
現時点で表に出ていないことまで、言葉がけで引き出すのです。
皆さんのたっぷりの愛情から〝プラスの言葉〟や〝未来の可能性の言葉〟をかけてみましょう。子どもは自分を信頼してくれる、自分を承認してくれる人が目の前にいることで子どもは自己肯定感を高め、自ら成長の道を歩んでいきます。
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そしてそれを指摘します。ダメなところを指摘、注意するのが大好きなのです。
ところで、おとなの社会を思い浮かべてみてください。
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仕事ができるようになるよりも、そのまま怒られ続けたり大事な仕事を任されなくなったり、辞めてしまったりする方が多いと思います。
「おまえはおっちょこちょいだな」といつも言われている部下はどうでしょう。
うっかりミスを全くしなくなるということもあまり無いのではないでしょうか。
つまり、私たちは何度も何度も同じことを指摘されていると、そう指摘されないようにしようという行動よりも、自己肯定感が低くなって自分はそういう人間なんだというあきらめや開き直りをする傾向があるのです。
では、お子さんにこんなことを言ってはいないでしょうか。
「バカね」「注意力が無いわね」「落ち着きが無いわね」「へたくそね」「ぼーっとしてるわね」「根性が無いわね」「雑ね」「不器用ね」「リズム感が無いわね」……そして「ダメな子ね」。
実は子どもをそうさせているのは、まわりのおとなのこんな言葉なのかもしれません。
私たちの〝やる気〟というのは、自己肯定感によるところが大きいのです。
自己肯定感が高い人は他人に何と言われようと「オレならできる」「私ならできる」とあきらめずチャレンジを続けます。
教育コーチングの中に『子どもは大人(親・教師)の言うとおりに育つ』という言葉があります。
いかがでしょう。言うとおりに育つのなら、いいところに目を向けたり、可能性に目を向けて言葉がけをするのです。
「優しい子だね」といつも言われている子が人を傷つける子にはなりませんし、「よく気が付く子だね」といつも言われている子が無神経な子にはなりません。
さらに「おまえはやりぬく力を持っているよ」といつも言われていれば簡単にはあきらめない子になりますし、「必ず大きく成長する子だよ」と言われていれば自分の可能性に自信が持てるのです。
現時点で表に出ていないことまで、言葉がけで引き出すのです。
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