2013年11月6日水曜日

自分が創り出している

セミナーなどでわたしが 「コミュニケーションが得意な人はいらっしゃいますか?」
と聞く時、手を挙げた人を見たことがありません。

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わたし達が生きていくうえでコミュニケーションは不可欠です。
コミュニケーションを必要としない日はありません。
そんな大事で毎日使っているものなのに自分で得意だと思っている人、上手だと思っている人はほとんどいないのです。どちらかといえば苦手としている人のほうがおそらく多いでしょう。


ではどうして得意に、上手にならないのでしょう?
それはコミュニケーションを相手のせいにしているという要素が大きくあります。

実はわたしも先日、妻を怒らせてしまいました。

妻は子どものことでわたしに話をしてきました。わたしは新聞に目をやりながら、
「そんなこと大したことないじゃない」
みたいな対応をして逆鱗に触れ、怒らせてしまったのです。

以前のわたしなら
『何でそんなことで怒るんだ』
『当たり前のことを言っただけなのに』
『あ~あ、また怒っちゃったよ。怒ればこっちが謝ると思って…』
『難しいな…』
こんなことが脳裏をかけ巡っていました。
妻が怒ったのは自分のせいではない、そういう反応をする妻が悪いんだと妻のせいにしていました。

いかがでしょうか?
皆さんはコミュニケーションがうまく行かないときこんなふうに思うことはありませんか?

これがさらに悪化すると「どうしておまえはいつもそうなんだ。もう少し○○してみればいいだろ」などと相手の対応を変えようとしてしまいます。これでは即、戦いの勃発です。

実は目の前で起きていることは"自分が創り出していること"と見ることができます。
今回のことで言えば、わたしが新聞に目をやりながら、妻の心配している気持ちを十分に受け取らず、大したことはないというような否定するような対応をした結果なのです。

教育コーチングの考え方には
・コミュニケーションは自分次第
・過去と他人は変えられない
と言うものがあります。

コミュニケーションを自分が創り出していると見れば、相手へのイライラや怒りは少なくなります。
そして、自分が創り出しているものと見るならそれを変えることができます。

自分次第でコミュニケーションを円滑にし、コミュニケーションによるストレスをなくすことはできるのです。

どうですか?さあ、見方を変えてやってみましょう!

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