2016年5月16日月曜日

アウトプット

私ごとですが、最近忘れっぽくなっているなと実感します。(ToT)

年相応?
いえいえ、自分では絶対に認めたくないところです。

でも、「三歩歩けば…」はおおげさにしても、十歩歩くと忘れていることが結構あります。(^ ^;そして、十歩戻ってみると思い出す……情けないけど現実です。


忘れることで色々なロスをしていますので、これはいけないと、対策としてあちこちにメモ用紙や付せんを置いて、ちょっとでも忘れたくないことは何でも書き留めておくようにし始めました。

すると、不思議??
メモを改めて見なくても覚えていられるようになってきたのです。(@0@)
ただ単純に、頭の中に覚えておこうとするよりも、『書く』という行為をし、書いたものを目でも『見る』という行為をしたことで記憶が残りやすくなっているようです。

実はこれ、アクティブラーニングという学習方法で使う【振り返り】という手法からヒントをもらいました。
学習の最後にどんなことを学び、どのように理解したかを自分なりに振り返ってまとめることで学習定着率が格段に上がります。

私たちは普段の生活で、覚えておかないことがいっぱいあります。
頭の中に残しておこうとインプットを頑張るのですが、なかなか頭の中に残りません。
一度インプットしたものを自分のフィルターを通してアウトプットすることで、インプットしたものが残りやすくなっているのです。

アウトプットには「書く」「話す」「表現する」などがありますが、どれも五感を複数使うので、アウトプットしているつもりが再インプットしていることになるのです。
お子さんとの会話でも

 「今日の勉強で一番ためになったことは?」
 「今日、勉強したことを教えて?」

といったようなことは、子どもにとって振り返ってアウトプットする機会につながります。

振り返りのアウトプットが習慣になると様々な効果が表れてくると考えています。塾でも色々な場面にアウトプットを取り入れていきます。

ご家庭でも是非取り入れてみてください。
会話も弾みやすくなるかも(^。^)